Hymn`n Brand Story & Work Works
開発のきっかけは、10年前の海外旅行でした。

旅好きの主人と私にとっては、海外での観劇と美術館巡り、そしてお買い物が何よりの
楽しみです。
見知らぬ土地を歩き回るのはとても楽しいことですが、
慣れない石畳などをオシャレな靴
で歩くと大変疲れてしまいます。
しかしその事を気にしてスニーカーを履いて行ってしまうと、その足で向かう夜のディナー
やパーティの場にはふさわしくありません。
いっそのこと靴を持ち歩くことができるバッグがないだろうかと考えこの10年間探し求めて
きましたが、結局出会うことができず、思い切って自分で開発することを決意しました。
私のわがままな想いから生まれたこのバッグは、「オシャレに靴を持ち歩き、TPOに合
わせ、いつでも、どこでも、素早くスマートに靴を履き替える」
というコンセプトをもったユニークバッグです。
「どんな時でも自分らしく歩く靴を履き替えて気分を切り替える
大切な時間は、ひと時も無駄にはしたくない」
Hymn’nは、一歩先を歩む貴方のために生まれたバックです。
そしてそれが原点となり
女性ならではの視点から”ものづくり”を考える会社に自然となってきました。
ワーク・ワークス株式会社
代表 亀岡 紀代子

Hymn`nのコンセプトとは、多機能でありながら、シンプルで上質なバックです。
Hymn'nは多機能でオリジナリティ溢れる製品を企画、開発、商品化している個性豊かなライフスタイル・ファッションブランドです。 「歩きやすい靴で外出し、フォーマルな場では素早くオシャレな靴に履き替えたい」という声を形にし、旅行先などで活躍するシューズインバッグとして誕生しました。 そしてパーティやビジネスシーン、さらには冠婚葬祭など様々なシーンに合わせてお使いいただけるブランドへと成長しています。
靴が収納できる”シューズインバッグ”機能。例えばこんなシーンで…
旅行先で…
スニーカーで観光地を歩いて楽しんだ日の夜、そのままレストランへ。 マナーを損なうことなく、オシャレな靴に履き替えられます。
子供の学校行事で…
子供の授業参観や面接などの学校訪問で。 間に合わせの袋に入れることなく、 スマートに靴を収納できます。
冠婚葬祭で…
冠婚葬祭、祭事など多くの人が集まる場所で。 自分の靴を間違えられる心配がなくなります。
毎日の通勤で…
毎日の通勤で。
例えば健康のために一駅手前で降りてウォーキングシューズで会社まで。
出社したらさっとビジネスシューズに履き替えられます。
アフターファイブに…
仕事帰りのアフターファイブで。 エクササイズやお稽古ごとも、専用の靴をさりげなく持ち歩くことができます。
災害時…
災害などの緊急時、最後は自分の足で歩くしかありません。 そんな時にスニーカーがあれば安心です。
足のお悩みにも…
外反母趾でお悩みの方に。 コンフォートシューズでお出かけし、目的地に着いたらオシャレな靴に履き替えられます。
アイディアの原点
Hymn`nの開発者として雑誌インタビューを受けた記事を掲載させて頂きます。Hymn`nのバックの原点やこだわりを理解していただく一端になればと思います。
ご自身の性格を分析すると?
「好奇心が強くて、物事にこだわらないタイプ。ただし、物の便・不便に対してはとても敏感です(笑)。」
普段アイディアを思いつくのはどんな時ですか?

「朝、起きがけにふっと天から与えられるような感じかしら(笑)。何か思いつくとすぐハサミやセロテープを使って形にするんです。シューズインバッグも、実は朝主人と食事をしていた時に思いついたんですよ。すぐにたまたま側にあった紙袋を切り貼りして原型をつくりました。傍にいた主人は(また始まったかな…)という感じでしたけれどね(笑)。とにかく私の場合は『感・即・動』。ふと思いついたら即行動に移すタイプなんでしょう。」
どんなものから発想を得ることが多いですか?
「実体験から発想を得る場合がほとんどですね。自分が実際に不便さを感じたりすると、それを解消するための方策を考えます。それから、私はある物に興味が湧くと必ずそれに触って確かめるようにもしています。見たり触ったりした瞬間にひらめきを得ることが多いですね。」
便利さにこだわる理由は?
「時間に対する思い入れが強いからかしら…?私には以前子供や親の世話でとても慌しい日々を過ごした時期がありました。当時は毎日が時間との戦いでしたから、必要な時にその場ですぐに役に立つ物の有難さを切実に感じていました。ですから例えば高価なアンティークよりも今すぐ使えて便利な物の方が私にとっては価値が高いの(笑)。ちょっと大げさかもしれないけれど『合理性の追求』こそが私のテーマなのです。」

野菜調理器や魔法瓶のお掃除キット…自ら考案した便利品は日々の暮らしの中で大活躍だった。子育てを無事に終え時間に余裕が生まれた頃考案した「シューズインバッグ」は、他の発明家の御墨付きでテレビにもとりあげられ、ついに初の商品化に至った。
商品化にあたり、どのような点に苦労しましたか?
「ものつくりは楽しいので苦労を感じたことはありませんけれど、試作品は沢山作りましたね。作るごとに新しいアイディアが次々と浮かんで、改良に改良を重ねたんです。今も新商品を出す度に途中でアイディアをプラスして、メーカーの方に申し訳なく、私は小さくなっています。(笑)」
Hymn'n(ヒム)のブランド名の由来は?

「このシューズインバッグの口が上、左右と計3箇所あることから漢字の『品』に気が付き、ヒンとつぶやいているうちに、ヒム(賛美歌=Hymn)に思い当たりました。しかし、賛美歌と同じでは畏れ多いので、Hymnの後にandの省略形('n)を付けて、今後の商品のラインアップの広がりを表現しました。」
女性ならではの発想を活かした商品が、今後も亀岡社長のもとから続々と生まれようとしている。そしてそれらの商品には、これからの女性に新しいライフスタイルを示唆するメッセージがこめられている。
Hymn'nのこれからのビジョンは?

「Hymn'nのバッグによって靴を持ち歩く方が多くなり、一人でも多くの方が歩くことを楽しんでいただければ嬉しく思います。履き替え用の靴を持っているというだけで、外出の際、確かに安心感と自信が生まれます。様々なシーンで靴を履き替えると大いに気分転換になります。車を使わず歩く方が増えれば環境問題の一助ともなりますから。」
新しい商品づくりについての構想はありますか?
「アイディアのストックは常に沢山ありますよ(笑)。アイディアを精一杯形にして皆さまに役立てて頂くことが私の喜びです。」
子供の頃からいろいろと工夫することが好きだったというHymn'n開発者、亀岡紀代子社長。14歳の頃からアイディアの数々を手帳に書きとめ、主だった発案品は実際の形にして日々の暮らしに役立ててきた。「発明家という言葉はおこがましいので、もし名乗るとしたら『便利さ追求家』かしら…。」と笑顔で語る。尽きることなく湧き出るその発想の源泉は、どこにあるのだろう。 インタビューに答えていただきました。