『災害時困ったこと』アンケート1位はトイレでした。

2011年3月11日。
東日本大震災で被害を受けられた多くの方々に心からお見舞いを申し上げます。

東京でも帰途に着く方々などが二次災害に見舞われました。
当日の夜でした。
9時半にようやく足の不自由な主人に電話が通じて銀座の職場まで迎えに行くことになりました。
出発を前にしてガソリンの量が心配で主人の経営するガソリンスタンドへ立ち寄りますと、車の列と、トイレを借りる人の列で想像を絶する怖しい光景でした。
渋谷から銀座まで普段なら30分余の距離なのですが、2時間もかかり12時に着きました。
その帰途は歩く人々の方が早く、車は殆ど動くことが出来ない状態が続きました。
家に着いた時にはすでに朝の4時になっていました。
当日は多くの方が同じ経験をされた事と思います。

さらに翌日からは給油を待つため、数時間に亘る車の長蛇の列が毎日続きました。
私はお待たせしている車中のお客様が心配でした。
何か差し入れをしたいと思った時、ふと携帯トイレを思い付きました。

40年以上防災用品を扱っておられる方に電話をして、出来る限り多くのサンプルを送って頂きました。
それらは防災セット内の一つとして販売されている事を知りました。
数多くの中から、一つだけ良い商品が見つかったので、早速使用してみました。
すると、驚いた事にその良いと思った商品が、口が狭くて女性には使い難い事が 分かりました。他の商品も全て女性には無理なモノばかりでした。
災害時にトイレで困るのは男性より、女性です。本当に驚きました。

その後すぐ私は商品の改良に取り組み、試行錯誤の結果、7月20日に男・女兼用、大・小便が、特に女性が立った儘の目立たない姿勢で排泄可能な「SOS 携帯トイレ」として完成するに至りました。

災害が起こらず、この様なモノを使わないで済むこと、そして全ての方のご健康をお祈りし、お体ご自愛下さいますようお祈り申し上げます。 心をこめて

  

亀岡紀代子


※ 阪神淡路大震災による震災後に被災者に実施したアンケートによれば、一番困ったことの第1位はトイレ用水でした。
第2位は水と食料、第3位は電話の不通。水と食料よりも、トイレの問題は深刻だったのです。
この商品は水を入れて、冷蔵すると氷嚢、冷凍すると保冷剤としてご使用頂けます。
逆流防止二重構造なので、瞬時に逆さにしても水がこぼれません。
今後も考えられる震災や急な発熱、不慮のアクシデントなどから身を守るため、「SOS 携帯トイレ」をご準備して頂けたら宜しいかと存じ上げます。

サイズと素材

素材

材質: 発泡ポリウレタン・ポリエチレン・高分子吸水ポリマー

詳細

備考: 男女兼用
サイズ: 使用時約30×14cm
重さ: 約14.5g
付属: 処理用ポリエチレン袋付き
価格: 1セット10個入り ¥3,000(税抜)
商品の購入はこちらから
Amazonで購入

印刷用PDFファイルはこちらをクリック

Down Load PDF

お問い合わせはメール、もしくはFAXにてお願い致します。

E-mail : info@workworks.co.jp

FAX : 03-5478-0635